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田野のおいしいお米は、「夢つくし」「にこまる」「元気つくし」「もち米」の順に収穫・販売されています。
2017年に開催された第1回九州のお米食味コンクールでは、44銘柄、計1671検体が出品されました。その内訳は、ヒノヒカリ1022検体、コシヒカリ119検体、夢つくし106検体、にこまる105検体、元気つくし38検体、でした。
第1回九州のお米食味コンクール個人総合部門の上位17検体が『にこまる』でした。次いで『コシヒカリ』5検体、『ヒノヒカリ』3検体、『元気つくし』1検体、『ひとめぼれ』1検体という状況でした。やはり暖かい九州にあったにこまるが農家にも人気があり、おいしさも評価されているものと思われます。一方古くから九州で栽培されてきた『ヒノヒカリ』はにこまるや元気つくしに追い越されつつあるようです。

・食味値は、1OO点満点で表し、数値が高いほど美味しいお米になります
・最近の良食味品種の増加や美味しい米作りの努力により、日本産では、60〜65点が標準になっています
・食味を向上させて、70〜80%の人が美味しいと認める、70点以上の良質米作りを目標にしています

夢つくし (掛干し・遠赤乾燥)(食味75点) 9月末〜2月
夢つくしの名前の由来は、「夢」には将来の夢や希望を、「つくし」には北部九州の古い地名である筑紫の国の意と、誠意をつくす、親切をつくすという意味をこめて付けられました。
平成6年にデビューした「夢つくし」は、6年間の研究の成果が実を結んだ福岡の新しいお米です。おいしさで定評のあるコシヒカリを父に、丈夫で栽培しやすい特性を持つキヌヒカリを母に、両方のいいところだけを受け継いで生まれました。
光沢と粘りがあり、淡白な味も高い評価を受けています。福岡県民だけのおいしいブランド米として、永いこと県外栽培を禁止してきたので知名度はありませんが、地元では最も愛されています。

九州のお米食味コンクール入賞
にこまる (食味82点) 10月末〜       
「にこまる」の名は、笑顔がこぼれるほどおいしい品種で、丸々とした粒張りのよさを表現した名称です。「にこまる」は、九州のブランド米「ヒノヒカリ」に代わりうる品種として、おいしさ、品質、収量の3拍子揃った米を目標に開発された品種です。

母親は近畿・中国地域の6府県で奨励品種になり、急速に普及が進んでいるおいしい早生(わせ)のお米「きぬむすめ」、父親には倒れにくく品質の良い 「北陸174号」(熊本県で普及している「いただき」の兄弟)の交配組み合わせから育成されました。両親ともに「コシヒカリ」の血を引くおいしい系統で、 「にこまる」はその両親の良いところを受け継いだ品種です。

1996年(平成8年)- 九州沖縄農業研究センターで「きぬむすめ」と「北陸174号」を交配・育種
2002年(平成14年)- 「西海250号」奨励品種決定調査開始。
2002年1月、長崎県において「西海250号」を奨励品種に決定。
2002年9月、農林水産省において「にこまる」と命名。

年々美味しさが評価されコンクールの受賞数も増加しています。コシヒカリに負けない美味しさが注目されています。
2015年:第17回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会(石川県小松市)で金賞を受賞

元気つくし( 食味76点) 3月初め〜
「元気つくし」は、福岡県で父・つくし早生、母・「つくしろまん」を掛け合わせてつくられたお米です。福岡県の夏の気温上昇の影響で米の品質が低下しているという問題があり、その対策になるようなお米が1998年より10年かけて開発されました。
「元気つくし」という名称は、暑さに強く元気に育ち、食べる人に元気を与えるおいしいお米のイメージと、福岡県の古くからの名称である筑紫からきています。
お米の特徴は、中粒でしっかりとした粘り気と、もちもちとした食感がある事です。また、元気つくしは心白や乳白の発生が少ないために非常にお米の外観が良く、炊飯後も粒形が崩れにくくしっかりとしているという特徴もあります。
試験場の検査では、炊飯から5時間後、いずれの食味評価も基準米の約5倍の数値を示し、美味しさが持続する事を証明し、新米だけではなく古米であっても他のお米と比較すると品質が安定しており変わらない美味しさを維持する事も確認されています。

もち米 (ヒヨクモチ)12月初め〜
ねばりの強さは抜群です。餅つき機で手軽に新鮮な餅が作れるので、人気上昇中です。

1971年に福岡県にて育成、誕生しました。ヒヨクモチの「ヒヨク」は、九州の平坦な肥沃地帯という意味です。主に九州で生産されています。炊いても硬くなりにくいのが特徴で、きめが細かく粘りのある食感が特徴です。

向いている料理に、のしもち・お赤飯・おこわ・ちまき・大福などがあります。

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